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2011年 5月 3日 (火)

これ、同じく思うな そして、今日は憲法記念日


ネットで、http://news.livedoor.com/article/detail/5530744/ をみつけました。

もともと歴史って、なぜ学ぶの? という問いがわからず、だからというわけではないのですが、歴史の「授業」は好きになれなかったのですが、その中でも、「歴史は繰り返す」というコトバとあわせて、ものごとの繁栄と衰退は一定の周期があるのでは? ということは、それをみつけることが歴史の「授業」のわずかな楽しみでした。

経済でいくと、3つの大きな波がある、とされて(いた、でしょうか。最近はかわってきたという認識が強いという見方もあるようで)いて、これが有名かつ常識になっていますが‥。

日本も40年周期というのは、近現代日本史の「授業」を高校および大学の一般教養でうけているときに思いました。
私が大学の授業をうけていたのは20年ちょっと前なので、今が戦後復興40年で、ピークだ、ということになり、それを私も認識していたし、大学の近代日本政治史の担当教授(当時東京大学にいらしたでしょうか。御厨教授)も、昭和の60年を3期に区分し、第2、3期を復興のときと位置づけていらしたと思います。だから、今からは40年かけて下り坂なのだと。

上記の記事は、ここのあたりの認識は同じで、現在は下り坂の20年目。2025年でどん底に落ちます、という話ですが、なにをもってどん底というのか、それはこれだけ世界の価値観が多様化して変わっていますからわかりません。でも、なんとなく信憑性があるようなないような‥。

とすると、人の一生はうん不運ができてしまいます。80年周期の末期や初頭で生まれた方は、ほぼ、平均とおり生きると、どん底を自分でやりくりすることがない世代となります。逆に、35〜45年目あたりに生まれた方は、ちょうどやりくりするときがどん底で、復興に乗っかるころにはそろそろ現役を引退する時期が近づいてしまいます。こういうのは、もし周期が不動のものならば、さけようがないかもしれません。

かくいう私は、その見方をすると、復興の中間くらいに生まれて、社会に出る直前にピークがくる。20〜60の働き盛りはずっと下り坂。復興の仕方によっては、60以降の人生終盤は、復興ははじまるかもしれないが、下り坂世代に年金など払ってくれるとも思えませんから、暗い最後になるのかな‥などと。
唯一の対策は、この80年周期は日本だけですから、復興と繁栄のピークのずれている海外に目を向けて、そこの国の外貨預金や株式をたくわえて、老後はそちらに逃げるくらいしかないでしょうか。

なーんて、そんなに正確に歴史が繰り返されるならば簡単なことですし、フィクションにすぎませんが、注意深く生活するにこしたことはない、とおもうのでした。

今日は憲法記念日。ついでではないですが、ここの日記では、毎年なにかしら書いてきたので‥。

戦争を完全に廃止できるように憲法を改正する、という意味の改憲派だ、と、ここの日記でも書いてきましたが、この考えはかわりません。これまた偶然なのか、昨日はビンラディン氏が暗殺されたということで、世界平和には大きな転換点になっているのかもしれません。
マスコミも騒いでいるようにこのニュースをきいたときは、「これで平和になる」とは一つも感じず、「報復の恐怖」と、その輪廻でますます混沌としていくのでは? と素直におもいました。まして、今の日本はターゲットにしやすいでしょうから。でも、世界経済にそれほど大きな影響もなくなっているから、テロリストからすると、日本はターゲットとしてもはやつまらないかもしれませんね。そうそう「つまらないから日本は攻めないでね」というのが、ホンネです。

平和の目線の憲法は上記のとおりあいかわらずですが、統治機構の部分ももしかすると改正が必要なのかな、と最近感じています。

憲法の変遷論って、学生時代好きでした。憲法って、そもそも変遷してもよいものなの? という疑問をもちつつ。ただ、決して一昔(自民党と日本社会党が元気だったころ)いわれた解釈改憲とは少し意味が違います。
基礎法学の基礎中の基礎で、イギリスを典型に、自然法が背景にあるからイギリスは不文の憲法でなりたち、とくに英米法では判例法中心でなりたっている‥とされます。日本は憲法は英米法の要素が強くなっているとされますが(とくに前半ですね、後半はドイツなどの影響も強いでしょう)、現在の憲法も、「明治憲法」も、改正の歴史がない。それ以前の国家の基本法とされる(法制史の解釈によりますが)「養老律令」に至っては、ン百年の間、改正されないできた。それは、震災で注目された日本人的な規範意識が背景にあるからだ、と考えています。
震災で注目され、まだまだ日本人的な規範意識が残っている可能性が提示されましたが、もし、これがなくなったり薄まったとき、現行憲法はあまりにもスキだらけのように感じます。このときは、変遷に頼らず、改正に頼る必要があるのではないか、というのが私見です。
そして、政治の部分においては、もともと日本的な規範意識が働きづらいか、あるいは無いように思えてならないから、上記のように変遷にたよらず、改正にたよるしかないのか、という考えになるのですが、このあたりは、一市民として、勝手に考えて、その支店で社会をみていく楽しみを続けてみたいとおもいます(学者さんは大変ですよね。こういうのを考えて、裏付けをとって、ほかの学者を説得するのがお仕事みたいなもんですから)。

冒頭にもどりますが、80年周期で一つの価値が生まれて、全盛をきわめて衰退するならば、憲法の寿命も本来は80年かもしれません‥。

T R A C K B A C K
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