2011年 7月 27日 (水)
王者の悩み?
W500がだんだん使いやすくなってきました。
でも、実は最初から今までの最大の壁はWindows7。
今まで使っていたソフトが、ずいぶん7には対応していない。
フリーウェアも市販ソフトも。
操作性も、本当になぜここまで複雑にするのか(IFはともかく、ディレクトリ…ではないな…)フォルダの構造なんて、意味がわからん!
そんなWin7で感じるのがタイトルのこと。
売れすぎてシェアがあまりにもあると、改良バージョンを出すときには、「上位互換」をどこまで確保するかは大きな問題です。
MS-DOSで覇権をせいしたマイクロソフトは、過去になんどか大きな切り捨てをしています。そして、改良をすすめてきていたわけですが、7の切り捨ては私にとっては失うものが大きかった、という感じがしてなりません。
W500がせめてXPで動かないかなー、と真剣に思ってしまうほど。
でも上位互換にこだわっていると、遅れをとってしまう失敗を、スマートフォンでマイクロソフトはきっと実感しているでしょう。今日はスマートフォン向けOSを積んだ端末の発表の日でもあったようですが、もはやiPadとアンドロイドをどこまでくずせるのか、という感じ。それでも今回は過去のOSとの互換性は相当犠牲にしているようですから、私のように、iPhoneは嫌い、アンドロイドはもっていない、というWMユーザーにとっても疑問を感じてしまうほど。
ただ、私は逆を富士通に2度味合わせていただいています。いや、三度かな。
T−OSの切り捨てと、親指シフトへの処遇と、OASYS(ついにWindows版OASYSすら開発はしていないようですから…)。
この3つを早めに切り捨てたから現在の富士通はあるように思いますので、少数の(非法人)ユーザーを切り捨てるのは、企業からすると当然の選択なのかもしれないですね。
最近FM−TOWNSをいじる機会があったのですが、今でも十分使えるIFだと思います。OASYSの日本語文書作成に徳化した環境は秀逸だと思うし、親指シフトは、私にかぎらず、キーボードの選択枝が狭くなり、工夫してエミュレーターをつかわない限りつかえなくなっても、これだけのユーザーが残っていることを考えると、ある意味すごいかもしれません。
などと、W500の設定をかねて使いながら思うのでした。
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