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2011年 9月 16日 (金)

やはり防げないのか


昨年、たまたま高崎市が開催した認知症サポーター養成講座に参加しました。そのときは、身内の認知症はまったく考えていませんでしたが、仕事でも、少々そういう方々と接するし、対応をしることは大事だ、という程度でした。

が、それからわずか3か月後に、母が軽度認知症があると言われて、なんというタイミングだったのか、と。

現時点では進行はとめられない。
ということは学びました。周辺症状の現れ方をかえることが、周りにもプラスだし、本人の不安を小さくする、ということが、ポイントといってよいと思います。

事例をきいて、周りはおどろかないで対応することも必要だと感じます。

ただ、理屈ではわかっても、現実に遭遇したり、あるいはあとから「それが症状の現れだった」と、教えてもらわないとわからない微妙な症状もあるようで、また、それを最近実感することがふえてきました。

やはり防げないのか、というのはその意味で、進行をとめることはもちろん、遅らせることさえも、現時点では運よくなにか効果のある対応をできた場合をのぞいてはできないのだろうか‥。

最近一番感じることは、病気の症状のうったえに対応ができないということ。もう3か月以上でしょうか。母が一日一度は口にすることは「困ったなー、今日はなんでこんなに目が見えないんだろう」。ほぼ、一字一句かわらず、毎日このセリフがでます。

学んだ知識から推測すると、前日の自分の目のみえ方を記憶していないのでしょう。かつて、悪いなりにみえていたときの記憶と今日を比較するから「今日はこんなに」となるのではないかと思います。

でも、これは狼少年になる可能性もあります。
実は、本当に今日は、昨日とくらべて著しく見えないのが事実だったとき。
それに気づきづらくなるし、そうすると、対応が遅れて治療が手遅れになるかもしれません。

耳も同じことがいえて、おなじ「聞き取れない」という母のことばも、昨日の聞き取れないと、今日の聞き取れないと、どのくらいちがっているのかが、わからないし、それを同じ「聞き取れない」ということばで発してしまうために、気づかないままになるのでは? という不安が、周りには出てきます。

目に関しては、今までみえていたものがみえていない、という形で気づくことがありますが、それはかなり時間がたってからです。
そして、近所に掛かりつけの目医者がないことがこの不安をすごく大きくしています。耳鼻科も同じで、あれだけ病気のデパートで、いろいろな科の医者にかかっている母が、唯一カルテがないのが耳鼻科です。眼科は、以前にかかっていた医者がはるか彼方。近くに転院しようと、近くの医者にいったら、元の医者から診療情報を出してもらってからでないと、みることができない、と、事実上断られた感じです。

(保険会社が高々同意書で診療情報をとりよせるわけですから、なぜ、あらたな掛かりつけ医にしたいと思う医者から、元の医者に診療情報提供をもとめるということをしてくれないのか、いまだに謎)。

そのへんの医者のことはともかくとして、認知症という病気の怖さも、医学を含めた周りの無力さも、最近とくに感じるのでした。

T R A C K B A C K
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