2012年 5月 28日 (月)
役所で音声案内とか、電話問い合わせを受け付けないとかはありえない
最近よく思うのですが、電話等の自動音声案内での対応や、インターネットでしか質問を受付ないとか。昔からマイクロソフトがそれで、Win95を買ったときに、知らず知らずMSNの会員になって有料サービス適用になっていて…。解約したくとも、解約のメニューはトップページにはなく、問い合わせ電話もホームページには記載がない始末。メニューの奥底のわかりづらいところに小さな文字で(って、保険屋の約款みたいな話だ)ようやく見つけた記憶が鮮明に残っていますが、それがむしろ最近は当たり前になってしまっている気がします。当時の回線速度で重量制ですから、このためにかかる電話代を考えると、マイクロソフトはNTTとくんでいるのかとさえ思いたくなるほど。
電話の音声案内も同様で、私も某大手PHS会社の音声案内は大嫌いだし、最悪のサービスかつ、わかりづらいと思いますが、ちょっと高齢の方などは、留守番電話でも抵抗があるのが現状です。それを、メニューがどうのこうの、番号を押せ…あげくに一つ前にもどれなかったりすると、最初かやり直し。こんなのまともに操作できるはずがありません。上記PHSの会社、メニュー番号を知らずにオペレーター対応にたどりつくまでに、私はいつも数分の単位で時間がかかってしまいます。ききたくもないキャンペーンのご案内が延々とあって、ようやくメニュー番号のご案内がはじまって…ということだからなるわけで、最初にオペレーター対応は○番、お急ぎの場合は自動音声案内もご利用いただけます、そして、お待たせの間にキャンペーンのご案内あたりが、せいぜい許せるところではないかと常々思っています。
以上を仕方ない。時代の流れだと譲歩しまくって…それでも民間企業はよいとして、行政サービスでそれはありえないと思いますし、それを強調したい。わからなければ近くの行政書士に依頼してください? かもしれませんが、それは行政書士としてありがたい。でも、行政書士である以前に私も一国民なわけで、国民として考えると、これほど酷いサービスはない。国民の利益に反することは、たまたま反射的に行政書士の利益になるとしても、それは賛成できません。
さて、今日、とある官公署のHPにある連絡先に電話をしたところ「電話での問い合わせには原則として対応していません」という音声メッセージ。ちょっと17時をすぎてしまっていたから音声案内なのでしょうけれど、「原則として対応していません」ということは、昼間電話すると、それが職員の声で案内されるのでしょうか。平日昼間に来庁くださいとの案内でしたが、国の機関ですから、近くの人だけではありません。まして、3か月というリミットのある手続のことをお聞きしたいと思って電話したのに(と、書くと、どこかわかる人はかわるかな。ちなみに、行政書士のお仕事にならない役所です)。公務員の削減は、無駄なものの削減が期待されるわけで、これは、削減とはいいません。あ、それと、このように思うのは、今日電話をした役所だけのことではなく、他でも類似のものは経験していますから、一つをとりあげているわけではありません、念のため。
考え直してほしいものです。
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