遠出の成果と代償
どのくらいからを遠出というのかわかりませんが、何日か前から、S17 購入記念もかねて、ちょっと遠出をしてみようと考えておりました。
とはいえ、初? (いや、自転車の長距離というと、中学時代に4泊ではありますが、東京→富山をしたことがありますが…まぁ、もうン十年前ですから)ですから、坂道はできるだけ避けたい。そんな中、たまたま仕事で東毛方面が続いていて、国道354号はほとんど平らということを確認していたので、354を東に向かうこととしました。
9:30 の予定が、少々送れて9:50 スタート。そして、午前中にいけるところまで、という考え方でスタートです。ですから、片道2時間10分。
結果として、自宅からぴったり40kmの、大泉町までとなりました。
途中で危険としては、足がつる…などの体調不良と、自転車の故障がありますが、これは少し左足がその徴候がみられたまでで、無事到着。
車では気付かないのですが、高崎→伊勢崎は、やや下り。境→大泉はややのぼりになっているようです。そうすると、帰りは後半が厳しいことになります。
とりあえず S17 ならではの景色の楽しみもあり、途中からはペースメーカーになるような高校生らしい方が15kmくらい同じ354を走ってくれたので、なんとも楽しみながらの往路でした。
が、ここまでで代償が発生。S17 の欠点を補うべく、マジックテープで鞄をつけていましたが、これが見事に損壊。マジックテープがはがれてしまうのではなく、マジックテープをはっていたS17 のシートがはがれてしまう様子がみられたので、やむなくこれは取り外しました。これも考えて、背中に少しあたるのに、ゴム紐で固定していたのですが、354のでこぼこには足りない補強だったようです。あげくの果てに、このゴム紐もきれてしまいました。100円ショップ製品でない、きちんとしたものだったはずなのですが…。
そんなわけで最後は鞄を背負っての走行で、これはさすがに疲れを誘いました。
大泉は、実は、人にあう目的もあり、食事をご一緒していただき、夕方帰路につきます。15:40くらいでしょうか。
途中のベイシアでゴム紐を探したものの見つからず、結局は25kmくらいは背負っての走行となりました。
この背負っての走行が、後半ラスト10kmに重くのしかかってきます。
往路で少し感じた左足をかばうために、右足がここらへんから異常を感じはじめ、左右の様子をうかがいながらの走行となってしまいます。こうなると、さすがに景色を楽しむ余裕はないですね…。やや休憩を大目にとりながら(伊勢崎柴町=残り18km程度から4回の休憩)となり…ここら辺がまた、失敗なのですが、ペットボトルをしまう場所がない! だから、休憩のたびにこれを飲みきって出発。少々最後は水っ腹状態となってしまいました。
高崎市直前のセブンイレブンでの休憩では突如チェーンがはずれるアクシデントも経験。まぁ、パンクじゃなくてよかった。チェーンはずれくらいトラブルといえない程度のものかもしれませんが、まぁ、これも S17 初経験。
そんなことなで、18:10頃、無事? に帰宅となりました。
たぶん、足のトラブルも、鞄を背負っての走行でなければ、発生しなかったと思います。と、いうわけで、往復80km60m(ただし、ややアテにならない速度計の数値)は、久しぶりでも走ることができた、というのは成果です。
代償は…マジックテープが使えないということがわかったこと。
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なにより感じたのは、国道354号線の歩道がどれだけ自転車にとってヒドイ道路かということです。自転車は原則車道で、「歩道も通行可」の場所があるだけなので、車道を走ってもよいのですが、高崎市内、玉村、境・尾島付近は、とにかく狭い(伊勢崎も狭くないわけではないが、ここは交通量がなぜかグッと減る)。運転免許をもっている身としては、「歩道も通行可」の部分はなるべく歩道を走ってあげたいと思うし、無謀運転の車がいることを考えると、安全のためにも中が望ましい。
しかし、車の通行のための起伏。これが特に伊勢崎・境近辺は、実に10mおきくらいにあるような歩道で、ほとんどモトクロスのコースのような始末。道路もアスファルトの渕がめくれていたりすることはあたりまえ。ヒドイのは、歩道の中は道路管理者が草刈りをしていないのでしょうか。雑草でまともに走れない部分まで。
歩道通行可(ちなみに、354号のほとんどが歩道通行可となって、歩道も色分けされています)といっても、あれではまともに走れるはずかない、という感じの悲慘な状態でした。
この道路不整備のために振動や衝撃が多く、マジックテープやゴム紐がきれたのも間違いないところでしょう。
まぁ、そんなこともありましたが、ラスト10km以外の70kmは、本当に快適な走行でした。荷物をなくして(減らしてではない。なんといっても、荷台がないのだから)、またいってみたいな、という気持ちになれるのは、今日の成果を証明しているような気がします。
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