のんちゃん(nongun)の日記

かなり打算的な

テレビがいつからか嫌いになって、自発的にみなくなりましたが、我が家は母がＣＳの契約をしています。

その母も、目がわるくなり、耳がきこえづらくなり、ほとんど視聴できないので、解約してもいいんじゃないかな、と思っているのですが、ときどき、懐かしい番組などをやると、声だけで楽しめているようなので、放置しています。
リモコンが難しいために、自分でスイッチも入れられず、チャンネルもかえられずなので、私が電源だけいれて、一日中、ＣＳの「時代劇専門チャンネル」になっています（かつてはＫＢＳでしたが、まず、字幕が見えなくなったので）。

そんな中で、先日まで『篤姫』をやっていました。

2009年の大河ドラマですが、冒頭のようにテレビに関心がないというか嫌いな私は見ていなかったし、母も見たかもしれませんが、記憶していない様子。
ときどき居間にいて、聞こえてくるストーリーに、ふーん、と思って、簡単にWikipediaなどで調べたりして、どこまで史実にしたがっているのかな、などと思いつつ、視聴するというか、聞き流す・見流す？　していました。歴史のお勉強で、１３代将軍が「やばかった」のは教科書的な知識ですが、日本の無血革命には積極か消極かはともかく、たしかに影響を残した方ではないかな、とは最近感じます。

そんな中、今日は公共交通機関の中で選挙の文字ニュース。橋本さんが元気なご様子で、民主・自民ともに総裁選。そんなところでしょうか。

そんな中、なぜか、その篤姫の15代将軍決定のエピソードが思い出されました。

そして、ちょっと気になったので、もう、ン年ぶりに、積極的にテレビをつけてみました。
民主党の候補者のコメント、自民党の候補者のコメント。すっきり整理されて紹介されていました。
それをみながら、また、その篤姫を思い出していまして、こちらは大政奉還になるわけですが、政権を朝廷にお返しする、というように、今はどこかに政権をお返しする先がありません。

ただ、少なくとも、ダメなものはダメ、と明示する方が、国民は元気になるんじゃないかな…ダメとわかっているのに、日本を元気にとか、大丈夫と国民を錯覚させるようなことをツラツラといわないのが、実は国民のタメではないか。すでに政治に頼らない人達が元気ですし、ダメとなれば、政治に縛られなくなる分プラスかもしれない。そこで極端な無秩序になった場合には、不利益を被るマジメな国民が生まれるのは間違いないですから、それを最小限度に…そんな政策を打ち出す方がいたら支持したいな、とさえ思ってしまいました。（あれ、どっかで聞いたな…。あ、経営を続けるほど借金が膨らむからやめたいけれど借金のためにやめられない、かなり多くの零細企業の実態ですね、これ…）。

なんて、悲観論も感じてしまう、民主党４名、自民党５名の候補者と、橋本新党党首（という肩書でいいのかな）のコメントでした。だって、４＋５＋１名の皆さんのコメント、なにか自分の世界にはいって、空回りしているだけにしか思えないのですもの…。それって、私の政治の無関心が起こした結果でしょうか。たぶん、そうではないな、と思うことを日記に書いた次第です。

そして、なぜ１５代将軍決定をエピソードを、今回の選挙のニュースで思い起こしたのかは、書くまでもないことでしょう。

私の政治へのスタンスは、旧日記にもなんどか書きました。戦争をしない政権ならばなんでもいい。そのレベルでは自民・民主・橋本さん、「国民の生活が一番」（であっていましたっけ？　長すぎますね、この政党名）も、どれも大差ありません。だから何が政権をとってもよいように備えるだけです。一つだけ、邪魔しないでね、が唯一の政治への期待です。

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