2008年 9月 6日 (土)
声より歌より体の動きは…
体を動かす演出って、合唱団でもときどきありますが、どうにも苦手だし、正直嫌いです。
それはなぜか? といえば、声より歌より体の動きほど、素人でもセンスの善し悪しがばればれだから…なんですが。
歌の善し悪しは、特に合唱だと、結構素人はごまかせます。上手下手は。むしろ、思いがこもっているかどうかとか。そういうことは、素人も敏感に感じて、オブラートにつつんだ感想や意見をくださってもそれはそれでつたわってきます。でも、(プロとくらべるのではなく)素人同士の比較だと、どっちが上手・下手は、結構ごまかせてしまうもの、と思っています。
が、ここに、たとえばたかだか手拍子、足踏み、体を左右に揺らす…という程度でも。女性合唱によくみられる手話を交えて、もこれにはいるかもしれません。たかだかこんなことでも、リズムに乗っているかどうかとか、音楽に融合できているかどうかとか。これは、ド素人がみても歴然と白黒はっきりしてくれちゃいます。いや、少なくとも私はそう感じます。
NHKの今の朝ドラが、ダンス(と、HipHopの区別すらわからないのですが)を取り上げていますが、最近、出演者が一斉に踊っているエンディングがありました。これでも、明白。正直、主人公の女優さんは、ヒロインになることがきまってダンスを勉強しはじめたそうですが、やはりそんな程度にみえます。近くにいる脇役の方は、もともとやっていたことがはっきりわかるくらい、イケてます。その他周辺をみても、やっていた人、やっていなくてもセンスがいいと思う人…やってはいただろうけれど、今一つな人…と、私のように、ダンスとHipHop の異動すらわからない者がみても、違いがはっきりとわかってしまう。
これが、子供のお遊戯でも同じ。目立ちたがりだけの子供もいれば、同じ目立ちたがりでも、抜群に光っている子。引っ込み思案でも、キラっと光る子とそうでもない子。小学校高学年くらいになると、どこかのダンススクールにいっている子とそうでない子の違いはもちろん、上記のNHK と同じく、いっているけど限界がありそうな子と、いくらでもこの先はじけそうな子と…。これが、一目瞭然。
だから…いやなんですね(^^;。
今日は高崎市少年少女合唱団の定期演奏会もいきましたが、そこでのミュージカル、エンディングのドレミの歌の振り付けでも、そんなことに意識すれば感じてしまうほど、はっきりと違いが出てくることをじっかん。でも、今日は、そういうことを気にしないようにしてみていました。
まぁ、そういう意識があるから、動きがあるときに、私はイケていないのかもしれませんね。
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Feestyslort
[2013/11/10(日) 17:23]
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