2013年 1月 27日 (日)
強化法の認定機関に行政書士が少ないという政務官のご発言からの愚痴?
facebookをみていたら、支部顧問(初稿から訂正しました)で政務官の方から、強化法の「認定機関」に行政書士が少ないというご意見が出てきたとか。
そこにすかさず、認定機関になる要件をご存じですか? と問いたい、というコメントがついていたのがなんとも。同感です。
認定機関の要件は、むしろ行政書士外しだったのでは? と思うような内容だし、それをおいておくとしても、中小企業支援に必要な専門性をはかる要件になっているのかどうかはなはだ疑問。中小の小にも目をむけます、ちいさな企業みらい会議の成果から、生の声に即した施策を、といって、この法律は施行されましたが、どうもまずは形ありき、という気がしてなりません。(ただし、現状は。今後、その言葉のとおり、生の声をきいて、改善していくことの期待までしていないわけではありません)。
前者(行政書士外しと思われるほどの偏った要件)によって認定機関となる行政書士が少ないのは当然だし、それとあわせて後者(中小企業のためになる基準なのか)を考えると、いっそうのこと、行政書士有志が一丸となって、「認定機関よりも、行政書士に支援してもらったほうが親切で効果的」という評判になるほど別路線、別角度でやっていきたいな、と思うほど。これはさまざまな角度からニーズに答えられるようにメニューが増えるのはよいことだろうから、という一往建設的な理由からも言えます(そのくらい画一的に感じられるので)。まぁ、最後のは現状では妄想と思われても仕方ない実情ですが。
ちょっと、法テラスに近い印象があります。法テラス(適切な専門家に導きくという機能)の役割って、結構行政書士が担っていたと私は思うので、(当時は民でできることは民で、などといいながら)民間のそれを阻害して、官が使いづらくて形式的な組織をつくったなー、と感じたものです。ここでも法務省の傘下でないから仕方ない?ものの、行政書士は事実上、その適切な専門家の受け皿からはずされている点も似ている気がしてなりません。
いずれにしても、実績を積むこと、なんて生易しいことではなく、実績をみせつけて、なぜ最初から行政書士をいれなかったのだ、と思わせるぞ! くらいの覚悟が必要なのかな、とは思います。
ただし、踏ん張りすぎず。懐が関係するから税理士が身近な相談相手であることは否定しませんが、税務以外の面の中小零細企業の支援を今までもしてきているのは行政書士だ、と、私は思っているので、今までやってきていることを、いっそう確実に、より快適に使っていただけるようにするだけのことです。
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Karen Millen Wholesale [2013/11/11(月) 03:54]
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