2013年 1月 30日 (水)
ゆるやかなサークル論
今日は群馬県行政書士会の高度情報対策委員会委員として、「実務を通じた電子化の現状」というタイトルで20分少々ですが、講師担当でした。
その中で、「ゆるやかなサークル論」ということばだけ紹介しました。
実は、時間が足りなかったため、これを十分に説明する時間がなかったのですが。
さかのぼること中学時代。いとことボウリングのサークルをつくりました。当時、いとこ2人と違う学校にいっていたので、学校対抗という形で月1で例会をする、というサークルで発足したわけです。
が、そこはいろいろなものに関心をもつ世代。
ときには「野球やろうよ」「テニスしようよ」etc.。
そして、毎月のボウリングだけではなく、野球や同人誌なども定期的におこなうにまでなりました。
そこで思ったこと。
なにかをしたいと思ったときに、人が確保できているという魅力です。
当時、30人ほどの会員がいました。
野球をやりたい、と思っても、18人集めるのは大変な作業です。でも、このサークルは、30人がいるから、簡単に野球ができるのです。
同人誌もつくりました。文章が得意な人ばかりではありませんから、全員とはいきませんが、そこそこの執筆陣は集まります。
ボウリングに固執せず、なにか人を集めてやりたいと思ったときに、それを簡単に実行できる強み、安心感。それは、ゆるやかなまとまり、なんとなく外部との区別のある程度のつながりをもつ人の集まり。そんなところにすごい魅力を感じたのでした。
そのような状態を称して「ゆるやかなサークル」です。
これ、今のSNSにいえないだろうか。と、最近思っています。
facebookでリアルではない友達もいたり。
でも、普段から「いいね!」のやりとりがあったりすると、たまたま相手の関心があることを近況にかきこめば、その人はきっと参加してくれるでしょう。
リアルにお友達を絞るのもよし。それでも、普通のおつきあいでは見えない部分が見えてきて、より密接なおつきあいになるかもしれません。
他方、面識がなくてもあるていどやりとりがあれば友達になる、というパターンは、ゆるやかなサークルのような状態といえないでしょうか。
そんなことをふれたいと思ったのですが、時間切れでした。
研修会などでお話する機会をいただくときは、やはり時間配分は大事だな、とつくづく反省してのブログの更新です。
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