2013年 4月 29日 (月)
大げさな感想。GWであるyoutubeビデオをみて
FBFでもあり、仕事でもいろいろ協力していただいている東京の行政書士・益子さんがリンクしていた動画「リトルウィッチアカデミア」( http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=RBlqxEIJ_Cg)。
へー、とおもったものの、うちのインターネット環境では遅いためにみることができません。が、ひょんなことからみる機会がありました。
そこでとんでもない飛躍ですが、ストーリーには理念が大事だ、とふとおもったというお話。と、あえて加えると、ストーリーの骨組みをおもしろくする周りが、ユニークさ、特徴をかもしだすということでしょうか。
最初の授業のシーンで、このビデオの長さから推測して、ストーリーはだいたい3つに絞れる。そして、このお話、丁寧に伏線となるお話を強調しているから、その授業のあとの友人との会話のなかで、お話の結末は読めてしまいました。
要素は、主人公はちょっとドジで劣等生。優等生のライバルが出現して、愉快な友人がとりかこみ。しかし、主人公には誰にも評価されないけれど絶対的な思い入れ、信念がある。と、まぁ、こう書くと、本当にありきたりのお話なわけです。
でも、だからこのお話は、ビデオはつまらないのか(評判は高いものの、ストーリーが評価されたわけでもなさそうですが…)。
考えてみると、テレビの連続ものも、3つとか5つとかいわれるストーリーがあって、あとはキャストをあてはめて脚本が完成する、なんていう話も聞いたことがあります。仮に5つとしても、2クールでおなじような話は4〜5回あることになります。でも、おもしろいとおもうときと、つまらないとおもうときと。
そこには伏線となるお話があり、キャストのエピソードをとりまく要素があり。それをいかに見いだして、ストーリー全体で伝いたいメッセージにあわせて脚色していくか。見いだすのも大事だし、キャステングで仕組んでいく作業もあるでしょう。そこに時代背景(放送されるタイミング)や時事をうまく組み込んで…という創作がはいっていく。
だから、ストーリーは5つしかなくても、唯一無二のお話ができあがり、そこにきちんとした仕組み、仕掛けが豊富に散りばめられていれば、十分におもしろいお話になるわけです。もちろん、それを組み合わせていくことで、第6、第7のストーリーがときにはうまれる(あるいは、第6、第7と感じられる作品ができる)。
まぁ、あのビデオでここまで考えるのは膨らませすぎかもしれませんが、こんなのが見おわったあとの感想でした。
落語も、名作は、結論がわかっていてもおもしろい。ネタもおもしろいし、やはり演っている噺家があってこそ、という点でおなじかもしれません。
もっとさめたいいかたすると、人生とは、うまれていきてしぬだけです。この3つの要素のストーリーをいかにおもしろくするのかは、真剣に向かい合う姿勢と、少しでも多くの情報を、少しでも有効活用しようとする気持ちできまるのかもしれません。
と、最後はますます大きすぎる話題で…。
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Feestyslort
[2013/11/10(日) 17:01]
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