2013年 5月 2日 (木)
明日は憲法記念日
憲法改正のNHKの世論調査。
さまざまな質問に対して、どれも「どちらでもない」が一番多い。
が、今のニュースの、最高裁長官のコメントのとおり、国民が真剣に議論すべきこと。
「どちらでもない」が一番多いうちは、(私は数年前から改憲賛成ですが)改正はしてはいけないように思います。
「賛成48、反対1、どちらでもない51」よりも、「賛成51、反対49」のときこそ改正に値する結果ではないかと。まずはどちらでもない、を減らすことをめざす方が先決、特に改憲賛成派がやるべきことではないでしょうか。
最近話題の96条は、その国民の意見を世論調査ではなく投票ではかる機会を増やすために、国民投票までを簡単にする改正が叫ばれていると認識していますが、たとえば法律のバブコメをもとめてどれだけ意見が表明されるのか。非常に反応は少ないわけです。それだけ法律の改正にすら関心がない国民ですから、ましてや憲法の改正としては、せめてハードルを高くしておくこともひとつかな、と感じます。
ひとつだけ、これは私はこう思う、というだけで、賛意を求めたり、反対意見に対抗するつもりはまったくありませんが、いいかげん、「アメリカに押しつけられた憲法だから改正すべきだ」論はやめましょうよ…。押しつけられた事実よりも66年それをまがいなりにも使ってきた事実の方がもはや大きいと思います。
憲法記念日が改正すべきかどうかで議論されているのは、なんとなく寂しい気もします。改正するかどうかは結果であって、もっと本質的なところを、議論とまでいいません。国民一人一人が考える機会であって欲しいな、というのは、わたしの思い入れで、それに基づくこの日記です。
この記事のトラックバックURL
./tb.cgi/258
198.204.235.2 198.204.235.2
142.4.209.55 ks4003201.ip-142-4-209.net
|