のんちゃん(nongun)の日記

LOOX U のキーボード

いよいよPCの調子が悪くなってきました。8/24 の日記の PC ですが、とまってしまうことが増えてきまして…。ソフト的な問題ではなさそうなので深刻です。

そうなると、買い換えも必要だし、モバイルで使っている工人舎のサイフも、キーボード換裝ができないとなると、これも何か手当を考えないとならないし。

以前には、モバイル向けパソコン(型番を忘れてしまいましたが、当時から今のUMPCの要件を満たすようなPCでした。富士通製)に、CRT と キーボードとマウスをつけて、自宅/事務所でも使っていたことがありましたから、同じ発想ならば、LooxU も検討対象にはいるかな、と思いたち、量販店にいってみました。

低価格 UMPC とならんで展示あり。

確実に小さいのですが、普通のタッチタイプは、たしかにかなり快適にできそう、という印象です。
上記工人舎のPCよりも、はるかに快適なのは間違いありません。
また、となりにあった Eee シリーズ、改善された後の工人舎製品もあり、うちくらべてみましたが、1kg 超の商品はともかく、本当の UMPC のそれとなると、微妙に LOOX U の方が打ちやすい。
UMPC ではないですが、レッツノートなどもありました。かつてはレッツノートユーザでもあったので、これは親しみもあります。そして、このクラスになると、さすがにしっくりくる感じです。
(実機がないのですが、UMPC で写真をみるかぎりでは、HP のが入力はしやすそうなんですが、どうなんでしょう)。

私は手は男性としては特別小さいので、小さいのは人より気にならないので、それもあるとは思いますが、なんでしょう…。

富士通ユーザ長いので、富士通のキーボードとして賛否が別れている、軽さはひとつにはあると思います。たとえば、改善版の工人舎PC のそれは、私には快適に入力するのには重すぎます。これが、LOOX U より大きいのに入力しづらいと感じたところでしょう。
また、Eee シリーズは、LOOX とくらべても、キーボードの縦が小さい。極論、k のホームポジションから i を入力するつもりが、i と8 を入力してしまうような狭さをかんじます。横の狭さに関しては気にならないのですが…。そう、タッチタイプしていると、キーボードって、指は上下に主に動きます。下から2段目のホームポジションから、1段目や3段目に移動するのが中心で、横に指はあまり動きません。だから、ホームで巾がきまってしまえば、横の距離は影響されないから、ではないでしょうか。

と、いうことで、入力も快適にできるし、これも候補かな、と思いきや、ひとつ欠点。実は、親指シフターですから、当然キー配列は変更するつもりで、どのキーにどれをあてるか、ということも PC 探しのときは気にかけています。LOOX のキーボードですと、よく使用する「後退」キーがないのです。(あと、縦の狭さが感じるのは、親指シフト入力での下1段目とシフトキーの同時打鍵のときが際立ちます)
ただ、これは、工人舎のサイフでも、改行を後退に当てて、改行をあまりつかわない右シフトにあてる、という使い方をしているので、それを見込んでいました。改行って、親指シフト+OASYS を使って日本語入力をしていると、Word でいう“段落"までは使わないキーなのです(漢字変換は次の文字入力で確定の設定にしている場合)。だから、少々不便なところにあっても入力には困らないからこれができるわけです。
しかし、LOOX のキーボードは、もうひとつ、「:」のキーもないことに気づきました。これは、親指シフトでいう「、」にあたるキーです。改行キーを大きくしたばかりに、このキーが遥か彼方に追いやられてしまっているのでした。そして、日本語を入力するのに、「、」がないというのは、非常に不便。
あえてやるならば、後退キーを「:」に当てて、少々なれは必要でしょうけれど、「、」は、ちょっと余計に小指を伸ばす、という方法くらいでしょうか。

富士通さん、InterTop でも親指シフト版を販売したくらいなんですから、これでもついでにだしませんか??

上記、写真だけならば入力しやすそう、というHPのUMPCは、ちなみに、親指シフト入力するのには、スペースが長すぎて不向きです。これがなければ、デザイン的にも候補なんですけれどね…。

まぁ、LOOX は、ちょっと母艦にするのには能力不足もあります。仕事で使う上では、現時点では十分な能力だとは思います。が、だいたい私は4年サイクルでPCを買い換えるので、4年先…いや、2年先のビジネスソフト(ワープロ、表計算、それとせいぜいパワーポイント=これも動画不要くらいの意味)も、荷が重くなるスペックではないかと思うからです。
だいたい、ビジネスソフトって、もはや必要十分な機能がそなわっていますから、バグフィックスとあわせて新バージョン出して重くするよりも、旧バージョンのバグフィックスとサポートを長くしてこれ以上無意味なハードの性能を要求しないことを考えてほしいところです。それが一番エコロジーではないでしょうか。

なにより4年くらいでガタがこないノートPCを作ってください、全メーカーのみなさま。

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