2014年 11月 9日 (日)
わからないけど、好きになる
先週後半はいろいろかさなり、facebookはおろかメールチェックも不完全。
そんな中、車での移動が多少あり、今合唱で練習している歌の独唱版を聴きながらの移動でした。
先日(20日の投稿)書きました、武満徹氏の「島へ」。
つくづくソプラノさん、たいへんだなー、と。
テノールとしては、たしかにアルトについでハーモニーづくりの重役をかっているわけですが、実は音は高いとしても、音の変化はそんなにすごいものはないのが最近のテノールパートの特徴といえるでしょう。
でも、「島へ」の主旋律を歌ってみると、なんでこんなに音が上下に飛ぶの?? という部分がたくさん。
合唱の場合、独唱ほど音色とか、声のトーンに気づかうことはないかもしれませんが、これを音楽的に歌うのには、どれだけの力量が必要か! ソプラノさんのプレッシャーをかけるつもりは(まったくとはいえません。が、facebookには合唱団のソプラノは一人もいないし、このblogをチェックしている人もいないはず)ありませんが、そういう表現力をもちつつ、他のパートとのバランスをいかす歌い方が、ソプラノさんには求められているのかなー、なんて。
もともと私はカラオケを含めて、一人で歌うことが苦手ということも、合唱という趣味に走った理由があります(そのわりに最近は一人パートになったりソロがあったりですが)。その中で、一人で音楽を表現することをさぼっていたような反省も、今回は感じました。
先日の日記(20日)では、わからん! ということが中心の書込みだった「島へ」ですが、あいかわらず、わからんっ! が多いものの、それでも意味不明、不可思議な魅力のある作品です。
まぁ、人前で独唱することはないですが、ある意味、歌を歌う原点として、主旋律を表現をもって歌うことに取り組んで、その上で、「わからんっ」なりに、合唱団の中で、テノールパートの一人(既述のとおり、しばしばテノールはわかれますが、わかれたときは本当に一人ですが)として、表現を深めることに貢献したいと思います。
この作品も該当するかわかりませんが、武満氏は御代田町で作品を製作していたそうですが、御代田は近いからいってみようかな‥。
20日の日記のネタといえば、「島唄」はあいかわらずピンとこない。この歌の魅力、誰か語ってくれないかなー。
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