タッチの差で人生がかわる?いや、PC選びは変わる
タッチの差で人生が…というキャッチフレーズは、キーボード専門店・ShopUさんのフレーズです。
10月4日の日記のとおり、そこそこキータッチのよいUMPCがないか、と探しているところなのですが、なかなかこれが…。しかも、メインでつかっているノートパソコンの不調もますます深刻になってきているので、UMPCを買うか、モバイル向けノートを買うか、むしろ、一体型デスクトップ+UMPCとするか…という根本から考え直す必要が出てきているように思います。
ただ、いずれにしても、昔のOASYSポケットのように、テキスト入力はまともにできるものでないと、UMPCも買う気にはなれない、というのは基本スタンスです。経験上、キーピッチは13mmあれば、あとは固さとか反応のよさとか、そういうもの次第で、比較的快適なタッチタイピングができる。という条件なのですが、なかなかUMPCではこれすら満たしてくれるものがないようです。
そんな中、アドエスにつないでつかっていた、折り畳みキーボードが故障してしまいました。これは、上記ShopUさんの改造版だったので、修理も不可能。
しかし、現在もっているモバイルパソコンのSA001Fは、まともなキーボードがついていないので、テキスト入力をするきになれない(今年の1月までやっていたキーボード換装サービスが、期間限定でなければ…と、つくづく思います。私が換装サービスがあったことをしったのはもう春でした。多少高くても希望したのに。テキスト入力だけならば、キーボードさえまともならば、SA001Fは、まだまだ10年は使える名器だと思うのですが、キータッチが悪いので、つかう気にはなれない)。
だから、気楽にテキスト入力できる環境がなくなってしまったわけです。
そのくらいなので、折り畳みキーボードは不可欠。さっそくShopUさんに相談した結果、リュウド社の500Uというものを紹介していただきました。
早速購入。アドエスに接続してつかってみましたが、今までの折り畳みキーボードはなんだったの?と思うくらい快適。こんなに快適ならば、いっそのこと、SA001Fにつないでしまえ、とつないでみましたが、なかなか配列がむずかしく…。レジストリを変更するソフトをつかって試行錯誤でなんとか思いとおりに変更ができました。アドエスでem1keyつかっているので、同じソフトを使えるといいのですが、なぜかこれがSA001では反応してくれない…。なにかいいソフトないですかね。(*)
それはともかくとして、上記のようにして接続してみたら、これまた快適。メインのノートパソコン(これは、親指シフト配列のパソコンです)とくらべても、遜色がないくらいです。これまた、もっとはやくこの環境にめぐりあいたかった…。
考えてみると、SA001Fをもっているときも、念のためにアドエスで入力することを考慮して、ほとんどいつも折り畳みはもっています。だとすると、ケーブルだけ1本増やせば、常にSA001Fでこれをつないで利用することも考えられなくありません。
そうなってくると、冒頭の話にもどりまして、UMPCの選択の幅がひろがります。キーボードの快適さを考慮しないですむわけです。ようは、USBで500Uが接続できればなんでもいい、ということになるわけですから。
以前にWillcomD4をみにいったときに、キーピッチはともかくとして、タッチが重過ぎて使えないと思いました。お店の方が外付けキーボードがつながりますよ、とすすめていましたが、外付けキーボードをもちあるいたら、意味ないジャン、と思っていました。でも、どうせアドエスのために折り畳みを持ち歩いているんですから、これも選択にはいってくるなーと。
一瞬思ったのですが、D4かったらアドエス持ち歩かないですね。だからやはりD4はだめか。
でも、他のUMPCだと、アドエス+折り畳みキーボード+UMPCの構図になりますから、考えられなくもありません。
ただねー。最近はやりのそれは、皆1kg前後。折り畳みキーボードとセットで考えると、2kg近くになってしまうものすらあります。重さと体積を考えると、KOJINSHAのSXシリーズとか、やはりLooxUしかないのかなー。
いずれにしても、キーボード一つで世界が変わる、という経験でした。
写真は、今日の電車の中。妙に在来線グリーン車のテーブルとぴったりだったので、とってきたものです。
(*)2008年10月23日追記
500U買って、できるといいなー、と思ったことは、
1.内蔵キーボードをつかっているときと500Uつかっているときとで、キー配列をかえたい。だけど、keyswapなどのようにレジストリをかえたくない=再起動が遅いから
2.狭い環境での作業のために、内蔵キーボードだけをロックして、500Uで入力したい=内蔵キーボードの上に500Uをおいて作業したいのです。
3.最近タッチパッドになれてしまったので、500Uの下にタッチパッドをおきたい
で、3.はマウスのかわりに外付けタッチパッドでも買ってこようと思っていましたが、1と2の解決で解決してしまいました。
以前にちょっとつかったことがあった「猫まねき」。
これは、工夫でUSBキーボードも変更できるようですが、もともとはUSBキーボードに対応していません。
そのために、まずはレジストリ書き換えで500Uに最適にキー配列を設定します。続けて、猫まねきを起動して、内蔵キーボードに最適に設定します。
そうすると、OS再起動することなく、猫まねきだけを起動すれば1.が解決。
そして、猫まねきのキーボードロック機能も、幸いなことにUSBキーボードまでロックできないことがわかりました。ということは、猫まねき起動して、キーボードロックすると2.も解決。
そして、500Uを内蔵キーボードの上におくと、奥行きが内蔵キーボードとアームレストよりも500Uの方が小さいので、タッチパッドが500Uの下に現れてくれます。よって、3も解決。
こんな形で、なかなか快適に作業ができるようになったのでした。
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