固定電話会社と行政、司法はグルか!
旧日記にも書いた記憶があるのですが、電話関係の会社の営業電話ほど、電話のマナーを守っていない。それに、オレオレ詐欺と競っているのか。まるでだましのテクニックのオンパレードのような営業電話。
白い犬の会社しかり、やくざの先生の会社しかり。
とくにやくざの先生の会社はどうも強引。
今日もかかってきました。ええ、わかりますよ、いわなくても。メタルプラスのサービスでしょう??
これ、2−3日前にもかかってきましたから。
今日の「代理店」は、サービス名称もいわない。「お安くなることになりましたので、ご連絡です」。ご連絡?? あんた、日本語の意味しっているの?
「電話番号もかわらず、今までと同じようにお電話できます」。うーん、微妙に嘘はついていない。電話番号はかわらないだろうし、同じように電話はできるだろう。
が、たしか、メタルプラスはかけられない番号があったはず。そうすると、同じように、というのはかなり嘘のご案内。いや、彼女にとっては「ご連絡」か。
だいたい、iFAXが使えなくなるとか、そういう案内が一切ない。
ここで…あ、彼女は一度もメタルプラスとはいっていないか。
別の、iFAXなども使えるサービスのご案内だったのか??
「KDDI代理店の株式会社○○の××ともうします」が、第一声でしたが、上記のような口調で一方的に「ご連絡」するから、「なにかしないといけないんですか?」とまずはきりかえし(「連絡」ならば、なにもしなくても、その安いサービスがつかえるんでしょう?だから連絡しただけでしょう?)。
しかし、なにか書類をおくりますとのこと。
「疑って悪いですが、貴社が本当にKDDIの代理店なんですか。代理店という権限があることを示してください」と、まずはかえしたところ、ようするに、信じていただくしかない、という回答。
そもそも「連絡」ならば、なぜ直接KDDIがしてこないの? なにかこちらに新しい契約をさせるから(そして、それでマージンが発生するから)代理店からなんでしょう?ということをいったら、「私どもは代理店なので、本体から直接お客様に連絡しない理由はわかりません」みたいな回答。
記名押印していただく契約書をおくるので、というので、電話で説明できないならば、貴社が代理店であるという証拠の写しでいいから同封してくれ、といったら、これにはあっさり同意しました。ふーん、KDDIと代理店の間の契約書でも送ってくれるのでしょうか。
それに、今日の電話にかぎらず「事業所用電話のサービスなので、貴社のゴム印が必要になります。ゴム印が(事業用の)証明になります」という趣旨のご案内。ゴム印ってそんなに大事なの? 開業12年になりますが、私の事務所、ゴム印ってつかっていないんですけれど!
(ゴム印があることって、ある程度実務上は証明力があるのかな、という場面には他にも遭遇したことがあります。たとえば、銀行で口座を開くときにゴム印をつかってくださいといわれたお客様があります。しかし、あんなもん、今どき10分もあればつくれるし、なんの意味があるんでしょう。上記KDDIと代理店の契約やそのマニュアルで書いてあるのだとすると、KDDIもたいした会社がないですね。あ、やくざの先生の会社だからやくざの世界では通用しているのかな)。
電話をきってからネットで代理店の名前を検索したら、でるはでるは…。私と同じように、こころよく思っていない方が多いのですね。
なにより、まずは「お時間よろしいでしょうか」と、はじめるのが営業電話では当然だと思いますし、そういうのは一切なし。
そして、訪問販売法の網をくぐるためか、代理店にすべて営業させるというやり方もいい加減に、法の規制が欲しいところです。同じ会社が拒絶の意思表示をされた後に再度営業することができないわけですが、代理店にやらせることでこの網をぬけているわけです。それが面白いのが、たぶん、今回ならばKDDI(今回KDDIだから書いていますが、他の電話関係会社も同じです)が各代理店に一切に営業活動しろ、と指示しているのでしょう(あるいは、キャンペーンで、今ならばマージンが割り増しとか…)。事業所単位ではなくて、同一内容営業対象(今回ならばメタルプラス)で、拒絶の表明をしたところには再度営業不可、という形にしてもらわないと、まったくのざる法です。
それはともかく、本当に、ちょっとマナーを守ってくれれば、こんなにカチンとはきません。そんなことくらい、電話関係の勧誘なんですから、きちんと指導してくださいよ、全電話関係会社一同様!
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[2013/11/10(日) 17:26]
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