2008年 11月 24日 (月)
惜しい方が亡くなり、生前に
さかのぼりの書き込みになりますが、この11月24日、作曲家の廣瀬量平氏がお亡くなりになりました。
作曲家の名前なんて、歌謡曲のそれは、以前にも書きましたが、よく作詩・作曲はチェックする方だったので知っている方もいますが、ほとんどが合唱をはじめてから知った名前、覚えた名前ばかりです。
そんななか、ちょうど私が合唱をはじめたばかりの頃は、合唱界の、いや、日本の作曲家の重鎮が続けてなくなり、あるいはなくなる時期でした。
最近それが少し落ち着いたかな、と思っていたら、廣瀬氏がなくなったとのニュース。
廣瀬氏の作品は、海鳥の詩くらいしか歌ったことがなく(しかも組曲全曲ではない)、よく親しんでいたか、というと、それは明らかにNoです。でも、知った名前の訃報を聞いて、少し略歴や代表作品を調べてみると、もっと早くこういうことを調べてみるべきだった、と残念に思う経歴、作品の数々を残していらっしゃいました。
上記の海鳥…を歌っているときも、独特の曲の作りで、作品にはどうしても違和感を覚えていたのですが、こんな簡単な略歴・経歴を調べてみれば、なるほど、と、その作風もなんとなく理解ができるほど明確です。そして、これをもっと早くしっていれば、もっと楽しめたのに、と、後悔。
あらためて、一期一会。趣味だからこそ、時間をかけて、まさしく趣味的に取り組むことができるのですから、めぐりあった一曲一曲を大切にしていかなければ、と思うのでした。
音楽は幸いにして、作曲者がなくなっても、作品は残るし、しばらくは廃盤などにはなりません。また、廣瀬氏クラスならば、小さい規模ながら、特集企画もあるのではないかと期待しています。そんな中で、遅まきながら作品にふれてみたいな、と思うのでした。
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