2009年 3月 14日 (土)
鉄道マニアではないけれど
ブルトレが最後と報道されていました。
このたびのダイヤ改正で、過去3度しか使ったことはありませんが、ムーンライトながらもなくなってしまい(臨時列車としては残りますが)、残念な限りです。
不況で、企業のスポーツがどんどん廃止されています。わたしはなぜスポーツばかり?? と、これは報道に疑問があります。企業は景気のよいときにはスポーツだけではなく、文化活動にも多額の投資をしていますが、文化活動の打ち切りはあまり報道されない。
なんか、日本には体育会計>文科系 の構図があるような気がして、これは個人的には面白くないのですが(高校までは体育会系です、私は。その私が思うのであって、自らの体験で、体育会ばかりを優遇する雰囲気が嫌いになったのが背景にあることは、正直に表明。高校のときに、科学部の人たちが、世界大会で優秀な成績をおさめたのに、たかだか甲子園で2回戦敗退の野球部ばかりに寄付金が集まり、学校も取り上げていたのが、どうしても理解できず、かつ、その風潮がほとほといやになったのがそのきっかけです)。
さて、それはおいておくとして、文化とはなんぞや…。
たとえば、旧国鉄がつくった、のんびりした風情のあるブルトレの旅も、決して歴史は長くないですが、あれだけのファンがあり、世界的には各駅停車で何十日もの旅が普通にあるわけですから、立派な文化だと思います。
採算があわない、利用者が減った…。と、いっても、企業(今回はJR)に余裕があれば、こんなに早期の廃止はなかったと思います。
そう、ブルトレ廃止もこの一線の上にあるのではないか…。
ながらなどは、トップシーズンでなくても、なかなかとれない程の人気列車です。決して、需要が減ったわけではなく、採算性の悪い路線だから廃止した、ということで間違いないと思います。
ながらにのって、となりの方と寝るまでの短い間ですが話をしました。そりゃ、窮屈ではありますが、東京駅のKIOSKで車内での飲食のために買い物して…。小田原で乗った方が青春18キップでは安いと、小田原駅では人がたむろして。
ああいう風情はなくなっていくのだな…不況のために、と、ブルトレ廃止のニュースをみながら思うのでした。
そんな情緒はともかく! 今年も関西にでかける予定が2度あったので、ながらがなくなると、交通費がかさむ、という現実的な問題を、確定申告を終えた今、実感するのでした。
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