2009年 3月 25日 (水)
イチローは原だ
ブログがエラーで、3月末から4月10日ころの記事がいったん消えてしまいました。
まぁ、雑談を書いていますから、もう一度書く気はあまりしないのですが、あまり間があいているのも面白くないので、思い出したものを再度…。
WBC決勝。イチローが、神が降りた、などといって、イチロー絶賛ですが、このとき、ひねくれものの私は、「原が監督だったから原と同じだ」と、ふと…。
え? 原と同じとはなにかって??
まぁ、肯定的に書くと、「神がおりる」=スター性のある人は、注目したときだけ活躍して、最後だけ活躍する素質があるということです。
原といえば…現役時代、サヨナラヒットだかホームランは、歴代巨人の4番でも決して劣ることはない成績だったと思います。そして、かれが現役のころにあった勝利打点など、よくわからない記録はすばらしくいい成績。他の糾弾の4番ならば十分なのに、ジャイアンツの4番だから、あの成績では…みたいなことをいわれていたのが、原です。まぁ、皮肉っぽい方からは「不動の4番」(ロッテ時代の落合)と、「不働の4番・原」などと皮肉っていはいましたが。
WBCのイチローの、決勝での決勝打ば、そんな原を思い出していました。
1〜9回のチャンスでかれに打順がまわり、凡打に終わる。だから、延長になってしまった。が、延長10回とか11回でかれの前でランナーがでで、こういうときだけはきちんと打つ。
記録としては「延長サヨナラ」とかっこいいのですが、そもそもかれがもっと早く一度うっていれば、無駄な10回以降で労力を使わずとも(ピッチャーで中継ぎやおさえを余計に使わなくても)チームは勝利していたわけです。でも、最後に打ったからかれはヒーロー…。
WBCのイチローって、そんな感じしませんかね。
予選だって韓国戦だけ打って、他はまるでダメ。でも、韓国戦が一番注目されていたからかれは予選でもヒーローです。
30代も後半になって、かっこいいイチローもすなおにおとろえた。そして、ついには原監督現役時代程度しか活躍できなくなった。と、思いながらWBCの優勝のニュースをみていました。
ちなみに、この記事を書きなおしたのは、イチローが張本さんの記録を超えた日です。これだって、かれのカリスマ性のおとろえを感じるところで、最盛期のイチローだったら、張本越えは昨年期待されていた記録です。だから、本当に神がおりるならば、昨シーズンの最終戦に達成していたのでは??と思います。タイ記録が満塁ホームランといっても、その前チャンスで凡退しているわけでたすし。こんなところにおとろえを逆に感じてしまいます。
が、ここからが私のもう一つひねくれ者のところ。サッカーの中田選手は昔から嫌いでした。イチロー選手もにた雰囲気があるものの、サッカーより野球の方が好きな私(と、いうか、スポーツ観戦で、サッカーが一番苦手・嫌い…)は、そのひいき目のおかげで、イチロー選手の方が応援したくなります。そして、中田選手が決定的に嫌いになったのは引退の仕方。
イチロー選手には、おとろえた中で、おとろえとどう戦って現役を続けていくのか。という姿をぜひみせて欲しいと思っていますし、昨年から上記のようにおとろえを感じられるようになっただけに、ますますそれを期待します。イチロー選手の私にとっての魅力は、野球が好きだから野球をしていると感じるところです。好きならば、最盛期をすぎても、好きな野球を少しでも長く続けるために、このおとろえとの戦いをしてくれると期待しています。
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