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2009年 6月 20日 (土)

単なる感想


ちょっと前になりますが、2年ぶりにタリス・スコラーズの公演にいってきました。

まったく海外のアンサンブルやコーラスの団体は詳しくないですが、国内も含めて、この団体が好きなのは、しっかり声を出していることです。
これはまったく好みの問題で、なにがよいとか悪いではないと思います(だから、私の好みが悪いわけではないと思います、という消極的な意味ですが)。私にとっては、アンサンブルはたしかにあわせる醍醐味はあるものの、それに集中しすぎて、なにか、歌っている人たちだけがその感覚を味わっているような演奏は、聞いていては好きになれない、というだけのことです。

その点、タリスのそれはすごい。だから好きなわけです。

2年前とくらべて、残念なことに、私がもっとも好きだったソプラノのテッサ・ボナーさんがお亡くなりになりました。あの落ち着いた声は私の好みで、これは実はかなり残念なことです。でも、だからこそそのなきあと、どんな演奏になるのか、というのも楽しみの一つでした。

2年前の来日とくらべて、テノールもバスもメンバーが違っています(どちらも声質的には好みだった方が来日していないのは残念)。そして、ソプラノは今回初来日では? というメンバーも含めての演奏。

さすがに…最初は多少の不揃いを感じざるを得ない演奏だったと思います。もともとちょっと頭でっかちなアンサンブルという印象が2年前もありましたが、今回は頭が2つという感じで…。また、おそらくは、タリスの十八番 miserere でも、少々調整不足があるのかな、というご自慢のHighC…。でも、座った場所が、実はラッキーで、miserereの際には、二重合唱のど真ん中にいて、正面に単旋律のテノールという位置。そのテノールが抜群に綺麗で、今日ばかりはこのテノールにうっとりして関心してしまいました。

でもこの頃から不揃いは気にならなくなってきまして、会場の音響にあわせてきたのか、私がなれたのかはわかりませんが。

アンコールは、2年前も町田だったかの(2年前は2公演いきました)アンコールで演奏された Crucifixus 。あらためてじっくり聞くと、これは、名曲中の名曲だ…。音楽史の詳しいことは知りませんが、技法的にはバロックへの過渡期の作品だと思いますが、両方の面白さが感じられて、特徴でもある不協和音が21世紀の現在でも新しい感じがして…。

また、2年後には来日してくれるのでしょうか。楽しみにお待ちしております(^^)。

T R A C K B A C K
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