合唱団の年輪
6月は仕事と仕事周辺の役務が忙しくなっているのに‥。
所属の合唱団が、なんと、平日の真っ昼間の演奏機会を作ってしまいました。
それが今日の昼間。
まぁ‥3月にそれが発表されて、できる限り有給をとって参加してください、ということでしたから、仕方ないか。自営は有給も何もないのですけれど‥なんとか会場(高崎市役所)近くの仕事を前後に固めて‥という感じで、平日の真っ昼間に歌ってきました。
それは、高崎市民音楽連盟の行事でもある、高崎市役所中2Fロビーで行われるランチタイムコンサート。
そのうち、合唱団のHPにも状況が紹介されるかと思います。
http://www.geocities.jp/dekansyogasyodan/index.html
さて‥。
正直少々無理があるのでは? という練習スケジュールでの中だったので、出来不出来は、曲によって差がかなりありそうな見込み。
ただ、うまい下手はともかく、場を作るのは、さすが創立33年の合唱団だけあるかな、というところです(それが唯一の取り柄か‥)。
今日はますますその取り柄に頼らざるをえないステージかな、などと思いながら望みました。
さて、演奏終了後の、高崎市民音楽連盟理事長にお会いしての一言。
「合唱団にも年輪を感じた」。
うーん、これはほめ言葉?
ただ‥。
最近思うのは、合唱の「が」も知らない方が、若い合唱団の演奏をきいて「綺麗!」との感想を言うのは仕方ない。でも、老若男女が集まって一つの歌を歌うアートである合唱で、それが唯一の評価基準か‥?。
たしかに純粋に綺麗と感じるかどうかは(一定レベル以上のセミプロ合唱団は別です。老若男女でも、声質はきちんとそろえてくるし、音は当然はずれていないし‥)、たしかに若い人ばかりの合唱団は絶対に有利です。極論、うーーーんとわかければ、多少稚拙な声でも「若くていい」とか、果ては「かわいい」という感想まで出てくるでしょうから。
これがある程度の年齢のばらつきがあり、合唱経験のばらつきもあり、あるいは、(私もそうですが)複数の合唱団に所属して、それぞれで指導方針が違ってくれば、素人団員は声を調整してそろえるなんて芸当はできなくなってきます。
ただ、いえることは、群馬の合唱は、それが圧倒的多数であるということ。
そして、その圧倒的多数の演奏は、まるでダメなものなのか‥。
「年輪を感じる」というのは、そういうことを含めて考えると、その価値観の下では、最大限の賛美だったのではないか、と思います。理事長は音楽に関しても、会社の経営に関しても、一流の方ですから、そのような方からのこのようなコメントは、そのようにとらえるのがふさわしいのではないか‥と。
来年35周年(ではないです。実は、団の内部で計算間違えがありまして、かろうじて35年目‥だから、35年記念というのがふさわしい)コンサートを予定しています。その参考と勉強のために、今日の演奏は録音して、さきほど復習で聞いてみましたが、うーん、たしたに‥その‥というところは多々あります。が、逆に、技術面でそれでも、一通り自己表現はあったと思いますし、ちょっとしたトラブルは流れの中に(うめてしまうのではなく)うまく活かしてごまかして‥という、ベテランならではの部分もあり‥。
年輪=年寄り、ということではなく、そういう積み重ね、小さい輪を重ねていってのなんらかの意味があった、という趣旨だったととらえて、かりに今日がそこまで達していなかったならば、来年はそこに達するように、今日も達していたならば、その賛美に恥じないように、あと1年で積み重ねていきたいとものだと思いました。
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