2010年 7月 25日 (日)
訃報(森毅先生)によせて
森毅先生がなくなった、というのがネットのニュースにありました。
私は数学専攻でもないし、でも、森先生の一般向けの本は何冊か読んだことがあります。
なによりも正確な言葉はおぼえていませんが、人間20年単位で何かをなしとげる、と、40才、60才の節目で、最後は数学者の現役をのいて、芸能界にほぼ足を踏み込んだ、というスタンスがあります。20年が妥当かどうかはわかりませんが、その信念でそのまま実践するあたりすごい、と、これは真剣に尊敬していました。
82才。ただ、原因は、1年半ほど前の火傷がきっかけの敗血症。ということ、80才で、5度目の20年に挑んだ中のそれだったのでしょうか。
という私の記憶と真偽のほどはわかりませんが、数学を少しでも身近にしたり、20年の人生論など、それや数学者としての実績を背景としたコメントの数々。惜しい方がなくなってしまったと思うと同時に、(不謹慎でしょうか?)80才のチャレンジの様子がうかがえるなくなり方に、最後までかっこいいな、と思うのでした。
ああはなれないなー‥。
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