2014年 2月 1日 (土)
3年ぶりに聴いたリヒトクライス演奏会
今年はじめての完全プライベートな休日だったかも。
母を連れて、昨年、一昨年はステージにあがらせていただいた、リヒトクライス演奏会。今年は聴きにいきました。
今年も一緒にうたわせていただくつもりでいたのですが、昨年秋以降の私のスケジュールでは練習に参加できず。
リヒトクライスはもともと、理屈抜きに感動する演奏会でした。
理屈抜きにうまい、とか、理屈抜きにすごい、という演奏会はたくさんありますし、プロのそれならばたいていは該当します。が、理屈抜きに感動という演奏会は滅多にありません。
3年ぶりの客席でしたが、今回もその期待は裏切らず、かなえてくれました。
そして、最後のステージでうたわれた組曲『内なる遠さ』の終曲(「己を光に−深海魚」という曲です)のせいもあるのですが、「お前、いまのままで本当にいいと思っているのか」と、課題を突きつけられたような印象も。
いまの自分では小さすぎる。小田和正じゃないですが、そう思うとコトバにならない。でも、アンコールでうたわれた「平和の祈り」で救われたような気がします。謙虚に、慰められよりも慰めることを。理解されるよりも理解することを。愛するよりも愛することを。しかも、「望ませてください」なんですね…。
あわせて思い出すのが、学生時代に出会った愛読書「十牛図の世界」。牛がいないと気づくだけでも、気づく前の自分よりも前進です。牛をさがせばよいだけです。
リヒトクライスをはじめとして、はじめていろいろやりたいことを断念した1年だった、というのが昨年の感想。だから今年は、断念したことを倍返しするぞ、と思っていましたが、半分でもいい。それができること、できるように向うことができることそれ自体に感謝しながら2月以降をすごしたいと思います。
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