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2014年 7月 20日 (日)

昨日のNHKのユマニチュードなどのこと


昨日のNHK特集。

facebookでわたしとつながっている複数の方が、やはりインパクトをえたようで、投稿していました。

わたしはその中で、悲しい、悔しい、という感想をfacebookに書きました。

昨晩さっそく、ここて紹介されていた本田美和子さんやマレスコッティさんによる本、『ユマニュチュード入門』を注文。ここはごめんなさい。地元の本屋さんよりもやはり早いです。今日のお昼には配達されてきたので、夕飯後に早速読んでみました。

「わたしたちはケアのプロフェッショナルです。」ということばが冒頭には何度も出てきますが、それを何度も書かなければならないことが、悔しい、悲しいという理由といえそうです。

全体として‥
基本理念は当然だと思うことばかりで全部読み終えてもあらたしいことは理念にはありませんでした。少なくとも、わたしは介護の素人です。医療に関してはますます素人。高崎市の介護予防サポーター講座と認知症サポーター講座に出たことがあるだけの人間です。それでもそう思う程度のことしか書かれていません。

ただ、本にしてもセミナーにしても、その価値は新しい情報の有無はほとんど無関係です。体系づけるのに役立つということもあるし、別の角度を提示して気付かさせるという側面もあり、それらがひとつでもあれば、本やセミナーの価値は、当該読者や受講生の感受性と応用力次第です。その意味で、この本の価値は十二分にあると思います。

そしてこの本では、細かなテクニックは新たな発見がたくさんありました。
さらにテクニックを教えてくれるところはないのか? 介護職のみなさんにまかせられないならば、自分が、と思うのは当然と同時に、それでプロといえるの?いう疑問。ガキの使いやあらへんで、ではなく、ガキの手伝いじやあらへんで。とも言いたいほど。

以下、個別に‥
「見る」の隙間を作る話、距離の話は、その意味でテクニックとして勉強になった。目線を同じ高さであわせるなどは、人と人の大切な関係を気づくとき一般にもいえますから、ここは改めて書いていなくても、と思いましたが、ここはユマニチュードならではでしょう。

「触る」の広く、やわらかく、ゆっくり‥は、なるほどと思うし、すごく実践の場面でも活用できるチェックポイント。ホムンクルスの図は、フロイトのリビドーをちょっと想起するような‥でも、本質は同じなのかも。
視覚障害者がいたら、腕をつかむのではなく掴んでもらうというのは、小学校でも教わるであろう接し方。それとまったく同じではないか。ということは、少し考えれば、相手の立場を考えれば、こんな本で学者がわざわざまとめなくてもすむくらいのこと。それを万人とはいわないが、せめて介護職を志した人は、いわれなくても気づいていないのかと思う。

「立つ」のゆっくりすぎないというのはわたしも最近経験して実感。そして、できるだけ立って介助をするというのも仕事の合間の「世話」と機能維持を家族してできるだけしたいという気持ちからは、当然に思いつく作業。

「オートフィードバック」も、介護のベテラン、あるいは死ぬまで親族を見とった人は普通にやっていると思うのですが、若手や新人は今はやっていないのだろうか。
そしてそれは普通に母親が赤ん方にやっていること。

成人に赤ん坊と同じことをやることは馬鹿にしていないか、という意見もあるかもしれないが、そもそも母親は赤ん坊を馬鹿にしているだろうか。成長と愛情の受け止めを信じて、すなわち、人格として高く評価してやっているはず。
であれば、それは同じく、馬鹿にしている行動ではないだろう。

時間がない?というコラムにあった「自分の父のケアをお願いするとき」のお話は、そのとおり。一昨年入院したときは看護師や医師にお願いしました。失行を防止するために入院時にできていたことは確実に本人に、時間がかかってもやらせてほしいと。でも、一つもそれはありませんでした。それが今の日本の医療現場の現実でしょう。少しくらいパンツが汚れても、入院前にトイレに自力で歩いていた人です。なぜ車いすでトイレまでいかなければならないのか。自己注射に時間がかかるとはいえ、問いかけに答えれば自力でできているのに、なぜ、看護士かメモリまであわせて病室にきて、そのまましていかなければならないのか。

目的以外の訪室が嬉しい、というのは、いろんな場面で実感する。意識していなくてもそういう声がけがたまたまでもあるとそののちの状態が目に見えてかわる。と、ということに気づけば、できると思うのだけど、介護スタッフは、自分の何気ない声がけで改善したことにすら気づかないほどスタッフは忙しいのだろうか。

2つ以上の感覚を使うというのも、誰かが何かを教えたり伝えるときの常識でしょう。なにも介護の現場だけの有効なテクニックではありません。仕事でプレゼンするときだって、資料と声と。動きと色彩と、と、プレゼンを工夫します。発声法の指導だって、聞かせて、イメージで動きをつけ、時には図や写真でみせて‥と。

マスターと黒衣とはいい例だ。ひどいたとえですが、詐欺で人をだますきも、ここで紹介されているマスターと黒衣のような分担が効果があるとか。作業分担で時間短縮ではなく、役割分担で幅広い知覚と感覚で接するという、一環した考えがやはりあるといえないだろうか。

この本の最後の方、127ページの記述はあまりにも悲しい。それが現実かと。ここにきっと金銭的利害や、くだらない医者のプライドとかもからんでいるんだろうな、と勘ぐらざるを得ない。申し訳ないが、病気を治すことと、人らしく生きるようにしてくれることは、上下の隔たりはない(瞬間的な優先順位はあるのはもちろんだが)ほど、価値あることで、それを出来る人は、患者利用者のがわからすれば、上下はまったくありません。
行政書士として、クライアントの問題を弁護士に紹介したときに、「法務問題とはいえ許認可は行政書士の専門だから、ひきつづきまかせます」といってくれた弁護士がいましたが、自分が何が専門で、自分ができないことや自分よりスムースチできる人を、その業務や作業におてい対等以上に見ることができる、ということは、最低限度の専門家としてのスタンスではないかと思う‥でも、医療の世界は外目にみていても、お医者(様^∞)のような気がしてならない。せめてそれが諸悪の根源となっていませんように。

T R A C K B A C K
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