最近の私的の雑感

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2004/02/27/(Fri)08:31 オウム事件判決なんですね

、という言葉が出てしまうほど、昔になりました。被害者家族、あるいはオウムに入信していた方からすると、「とんでもない」ということになる発言かもしれませんが、大多数はこの心境ではないでしょうか。

ただ、そうでなければ、社会もやってられない…。あの当日の緊張と恐怖が現在も全員持ち続けていたら、国民全員が何もできないことになってしまうでしょうから。

だからこそ、私はしっかり裁判をして欲しいと思っています。
長過ぎる? 13件、途中で取り下げたもの、嫌疑不十分で起訴しなかったもの…と沢山あるのです。1件当たりの刑事裁判に要する時間×件数で考えれば、よく9年でここまできた、と思う反面、一つ一つの審議が中途半端に、急ぐばかりにいい加減に行われたところがないのか、とむしろ心配になります。

取り下げられたりした事件の被害者感情はどうなんでしょう。
取り下げられた事件や裁判にいたらなかった事件に、仮に真犯人がいたとしたら、その犯人は「凶悪犯がいる時期に犯罪をすれば逃げられる」と学習してしまうかもしれません。
だから、しっかり、時間をかけても裁判をして欲しいと思う次第です。

じゃぁ、被害者感情はどうすればいいんだ、と言われるかもしれませんが、バランスと方法の問題。裁判が被害者感情をみたすだけのためのものならばそう言われればそれまでですが、特別予防も目的ですし、上記のような問題もあり、また、二度と同様な犯罪を繰り返させないために行う、という側面もあります。いくら大きい事件だからといって、これらを全て無視していいというわけにはいかないのではないかと思います。
もちろん、犯罪者が処罰されることは、一つの被害者救済でしょう。しかし、他の制度、精神的・肉体的・経済的サポートを十分にやるなど、裁判以外の刑事司法制作を充実させることも一つだと思います。とくに、労災認定その他、PTSDの研究等々を含む精神的なケア制度(PTSDについては、この事件をきっかけに注目度が高まった、という点で、過去の過ちを活かしていると思いますが)等は、決してこの9年、じゅうぶんであったとは思いませんので。

ちなみに、「犯罪者」と書きましたが、現時点ではあくまでも「疑わしきは被告人の利益に」です。これも最近忘れられているきがしてなりません。


2004/02/15/(Sun) 牛丼さわぎ

牛丼さわぎで思ったこと。

1.日本人、何かなくなる、というのに弱いんですね。
 オイルショックのトイレットペーパーしかり。でも、食べたいならば、自分で作ればいいじゃないの…。

2.合理的なものの考えなのかな…
 14日頃まで食べていた牛肉って、全頭検査等していない時期の輸入肉ですよね? とすると、BSEになるという心配はないのかな。それが気にならないし、発売も禁止されないのだとすると、今の輸入禁止は合理的とは思えない。
 他方、日本企業がアメリカ進出のときには、グローバルスタンダートだと称してアメリカ基準にあわせるように要求してきたのだから、日本に輸出したいのならば(全頭検査でなくてもいいが、同等の安全性があるという根拠をきちんと示して(決して、日本より数が多いからできない、という理由でなく)輸入再会を申し入れるのが筋だと思うんですけど)。

3.一度ついた悪いイメージはなかなかぬぐいされない
 牛丼チェーンのなかで、ダントツで吉野家さんが好き、という声を良く聞きます。が、私は(もともと牛丼はそれほど好きではないので、違いはわかりませんが)かつて、吉野家マニアの皆さんも認める、吉野家のまずかった頃の印象が今だに残っているため、吉野家=まずい、という印象がまだ残っています。今回の騒動で、このネガティブなイメージのしつこさ、を自分をもって認識したのでした。

しかし、日本は平和で裕福です。たかだか一食品のことでこれだけ話題が提供されるのですから。世界には何でも口に入ればマシ、という人たちがいるんですから、こういうのこそ平和ボケというのではないのかなー。


2004/02/04/(Wed) 豚丼

今日、食べてみました、豚丼。

牛丼は嫌いというわけではないのですが、ほとんど食べません。量が多く、脂身の多い肉は、どう考えても「ケンコーにワルソー!」と思ってしまうので…。
まだ家族が好きならば食べにいくこともあるかもしれませんが、母は「血臭くて嫌」とのこと。母は、輸入牛は「血くさい」と言います。確かに、和牛にはない独特の臭みがありますから、それが嫌いなわけです。

が、話しの種で食べてみよう、ということ、また、牛でないので母も食べられる、ということで食べてみました。お店はすき家。なぜすき家かといえば、「ミニ丼」があるからなのですが。

…という人もいますから、今回のBSE騒動、結構プラスの面もあるのでは? 母はちなみに、血臭くないからこれならば、とのこと。豚丼が発売されている間は、母は牛丼屋にいくかもしれません。

ところで、吉野屋ファンの大学生のインタビュー。「安いからよくいく」と発言。そして、暗号(吉野屋マニアではないので、わかりませんでしたが、ようするに、汁が多めで卵付きを大盛で…らしい)で注文していましたが、締めて380円になるのかな…。振り返ってみると、学生時代、大学の近くに吉野屋がありました。確か当時は、並が350〜400円くらいでした。で…私は、「お昼は300円を超えると贅沢だ」といって、いかなかったのも事実(80円のコロッケパンと50円の牛乳が日常。贅沢するときで、近くの定食屋の300円のコロッケ定食でした)。それを「安いから」と380円の牛丼を(おそらく、お昼ではなく、おやつの時間に)食べる学生って、今時の大学生って、ゼータクダナーと思うのは…やっぱり私だけ?


2004/01/21/(Wed)08:50 コメント

12年前後前だと記憶しているのですが、「子供にインタビューすると、優等生の答えが揃ってかえってくるようになった」という雑誌コラムがありました。私の子供の頃含め、以前は、お行儀もなっていないながら、「子供らしいするどい」発言、大人がドキっとするものが多かったのに、最近はマニュアルとおりみたいな内容、言葉づかいもしっかりした答えが帰ってくるようになった、というものです。記憶では、しつけでお行儀良くなったとも言えるが、マニュアルの弊害、メディアに数多くふれて応え方を知りやすくなったこと、そして、「大人の顔色を見て、喜ぶ答えをしようと思う(しなければならない)」などをその理由として予想していました。

その予想が正しいかはともかく、当時家庭教師していた経験、「その傾向はあるな」と思ったものです。

考えてみると、「荒れる成人式」が言われるようになったのは、この時代の子供が成人となりはじめた時期でもあります。もちろん、荒れるのはごく一部で、まとめて「その世代の子供」とするのは危険だと思いますが、子供のときに優等生のふりばかりした反動なんでしょうか。子供のときは(昔ながらの)子供らしくしておくことが大事なのかな、と、ふと、思います。

今朝、イラクの自衛隊の皆さんのコメントが報道されていました。
それを見て、上記のことを思い出したのです…。
そして、何かに似ているな…と。
それは失礼ながら、北朝鮮の子供のインタビュー。政治家の読み上げるだけの答弁よりも、もっと表面的な印象すらあります。
そして過去にみた戦争映画の若者の言葉。出征時に恋人や両親に残していくセリフは、「あのように言わされる時代だったのかな」とは思うものの、フィクションだからなんとも思いませんでしたが、あれが現実になっているように見えます。

冒頭の子供たちと同じく、北朝鮮の子どもたちも、自衛隊の皆さんも、10年くらい後に暴れることがないように願います。


2004/01/19/(Mon) 野菜

ずっと思っている食べ物のことがあります。
原種の根ほどうまいもんはない!

ほうれん草。最近は外来種がスーパーを占領しています。他の野菜も、外来種、それとの間の子(あいのこ)。病気に強く、短時間で成長するからか、主流になっています。しかし、うまくないっ。

ほうれん草、ゴボウ、人参…子供に嫌いな子が多く、大人になると不思議と食べられるようになることが多いように思われる野菜たち。これらはとくに、最近は「まずい」。
子供は味にも敏感です。だから、まずくなった野菜をマズイと正直に思い、また、言い…大人になると、それを我慢しているだけじゃないか? と、今日、ほうれん草の在来種の根っこを食べて思いました。

ホント、このまま煮たら甘いほうれん草のポタージュが。おひたしには砂糖がかかっているのでは? と思うほど、しかし、決して砂糖とは違う(砂糖も精選されたものは、味のバランスがおかしいが)野菜くさい甘さ!

有機野菜が味が違うのは、お客様に体験させてもらったことがあります。高々農薬を工夫するだけで…と驚きました。
また、リンゴ。最近のは、無理やり蜂蜜を突っ込んだような印象があります。在来種の硬くて酸っぱいリンゴ…おいしかったなー…。果物でリンゴは、最近は嫌いな食べ物の一つです(あのしつこい甘さとザラザラ感は、品種改良の結果だと私は思っています)。

そんな、日頃思っていることを再認識させてくれるようなほうれん草に今日、出会いました。


2004/01/18/(Sun) ついに

自衛隊は行ってしまいました。
東京はいつ狙われるのでしょう。今月は2度ほど東京に出掛ける予定があるだけに気がかりです。人の集まるところにはいかないようにした方が良いのでしょうか。

悪には毅然とした態度で。は、よくわかります。が、それは、十分な対策と準備がある場合です。無防備で毅然とした態度では、危険を呼び起こすだけではないか、と私は思います。無防備状態ならば、まずは「逃げて」、防備、対策を行ってから立ち向かうというのも、立派な選択肢だと思います。維持とプライドだけで無防備なのに立ち向かって大怪我しても、国際社会はどこも助けちゃくれませんよ…(ここぞとばかりに攻め込まれたりして)。

もともと、つい最近まで治安がもっとも良い、と迄言われて自己防衛の術を知らない日本国民です。自宅の鍵が2になっている割合すら少ないほどの状況ですから、まだまだ安心・安全と思っている中でしょう。

平和ボケという妙な言葉がありますが、私はその意味で「平和ボケ主義」です。世界全体、全員が平和ボケすれば、争いは起きないでしょうから。

と、大げさなことではなく、東京いく予定があるうちは、自衛隊に行って欲しく無かったな、が、小市民の本音です(^^)。


2004/01/17/(Sat) テレビ

マスコミ嫌いでテレビ嫌いな私ですが、最近テレビのそばに良くいます。居間で仕事することが多い季節(冬なので)で、家族が見ているからなのですが。だから、CMとかは良く「聞いている」状態です。そして、そのまま深夜となり、深夜放送が始まって…。

ケーブルに衛星にと、チャンネルは増えるばかりの昨今ですが、申し訳ないが、深夜放送見ていると、「時間がありすぎて、一つ一つの番組を真面目に作っていない」とますます最近かんじます。
もし、チャンネルが4-5くらいしかなくて、放送時間が6:00〜23:00くらいに制限されたら、放送できる番組数は減るので、一つ一つの番組はもっと厳選されるのではないか? と思うわけです。

一昔前、「マイナーゲーノージンのどんちゃんさわぎと雑談を放送しているだけだな」と、思ったことがあるのですが、最近は一歩進んで(後退?して)、「視聴者参加」と耳障りの良い言葉を使ってか、「素人のどんちゃんさわぎと雑談ばかり」。そりゃ、マイナーゲーノージンよりもさらに、ギャラは払わなくていいし(ついでにテレビに出たがる素人はまだまだ多いでしょうから、喜ばれる?)、セットも安いまわしもんでOKで(今時、公民館の素人劇団の方が立派では(^^))、作る側は楽なんだろうなー…とついつい思ってしまう。

地上波アナログが将来終了するそうで。
アダプタつければ見られるというが、こんな番組ばかりじゃ、見られなくなったら見られないままで結構、と真剣に思うこのごろでした。

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