このことば、テロという言葉がメジャーになってしまった頃から冗談まじりで使っています。
テロ=無差別大量殺人
だとすると、WHO の発表によれば、20世紀にはたばこは原爆の何倍もの人間を殺したとのこと(数字は忘れてしまったが、確か100万以上の試算。100万としても、広島、長崎、その他の実験の死者を合計しても、倍以上ですから)。 そして、相手を選ばず、ですから、無差別大量です。
かねてより、「たばこはその害よりマナーが悪かったのが批判された理由」と思っていましたが、最近いくつかの場面で、同旨の意見を聞いたりみたりしました(携帯も同じだと思いますけど)。 マナーを守っていれば気持ちの上でも許容できる範囲が広がる、という効果だけではなく、マナーを守っていれば、少なくとも受動喫煙による死者は減らす事もできたはずですから、無差別でもないし、やや少量殺人者になるだけですんだのではないか…と。(たばこ会社が無差別に喫煙者を殺害した、といえば、無差別ですが)。
決して「テロ」という言葉で遊ぶつもりはないですが、たばこ以外にも「無差別大量殺人」していると思われる慣習、制度は沢山思い当たります。本当のテロリストと戦う(戦いたくないなー…無条件戦争反対論者としては)とあわせて、これらのテロとも対抗しないといけない時代なのかもしれません。
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