最近の私的の雑感

不定期・不確実の、妄想・幻想・感想 etc.

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2004/01/16/(Fri)08:37 喫煙者はテロリスト

このことば、テロという言葉がメジャーになってしまった頃から冗談まじりで使っています。

テロ=無差別大量殺人

だとすると、WHO の発表によれば、20世紀にはたばこは原爆の何倍もの人間を殺したとのこと(数字は忘れてしまったが、確か100万以上の試算。100万としても、広島、長崎、その他の実験の死者を合計しても、倍以上ですから)。
そして、相手を選ばず、ですから、無差別大量です。

かねてより、「たばこはその害よりマナーが悪かったのが批判された理由」と思っていましたが、最近いくつかの場面で、同旨の意見を聞いたりみたりしました(携帯も同じだと思いますけど)。
マナーを守っていれば気持ちの上でも許容できる範囲が広がる、という効果だけではなく、マナーを守っていれば、少なくとも受動喫煙による死者は減らす事もできたはずですから、無差別でもないし、やや少量殺人者になるだけですんだのではないか…と。(たばこ会社が無差別に喫煙者を殺害した、といえば、無差別ですが)。

決して「テロ」という言葉で遊ぶつもりはないですが、たばこ以外にも「無差別大量殺人」していると思われる慣習、制度は沢山思い当たります。本当のテロリストと戦う(戦いたくないなー…無条件戦争反対論者としては)とあわせて、これらのテロとも対抗しないといけない時代なのかもしれません。


2004/01/10/(Sat)11:28 JRさんへそ曲げないでね

中央線の歩道橋。未完成で高い状態で通行を認めたばかりに、悪評ばかり…という印象も感じるこの2日間の報道。
エレベーターができて、自転車用スロープができてから開通すれば、ここまでいわれなかったかもしれませんが、今のままでも無いよりあった方がいいのは明らか。

JRさん、ヘソ曲げないでね。


2004/01/10/(Sat) BSE アメリカ牛 であらためて思う

やや感情論ですが、私はどうもアメリカというのが好きになれない。
(だからテロ賛成という訳ではありません、念のため)。

今回のBSE にしても、和牛が問題になったとき、アメリカ牛は全頭検査しているから安心です、みたいなポスターやチラシがありました。そうしたら、実は全頭検査していなかったとのこと…。情報ソースが嘘をついていたのか、あのポスターを作ったところが嘘ついたのかはわかりませんが、ほとんど今回、このことはとりあげられない。

まだ疑わしいだけの段階で、今回もカナダ牛が原因と発表。結果的に本当にそうだった、ということはどうでもよく、発表の時期に疑問を感じます。あれ、たとえば日本がアメリカから輸入したものに原因がある、と同じような時期に発表したら、何を言い出すかかわからないところだったでしょう。

世界のガキ大将、というのが私の印象。
ガキ大将だから、(日本をはじめとして)何も言わないのか…。でも、ガキ大将は、自分のグループの子供に対しては、最後は優しさもあり、真剣です。損得抜きで。ドラえもんのジャイアンではないですが。

こんな想いがあるので、私は「欧米」という言葉は使わないようにしています。「欧州」とは全然違いますから。
アメリカの基準=デファクトスタンダートみたいな言い方、使い方をする方もいますが、高々200年しか歴史のない新参者の基準にすぎない…くらいの評価もあって良いように思うのですが、これはさすがに逆にヒステリックなものの見方でしょうか(^^)。

ただ、最後にフォローしておきますと、「好きではないが嫌いではない」。たしかにあの合理的な考え方は、順調なときはすばらしい国民性を作り出していると思うからです。
日本のように憲法に硬直しすぎるもの問題となる場合もありますが、コモンローが背景にあることが前提であることを忘れて、柔軟過ぎる運用で暴走しないことを願うばかりです。


2003/10/30/(Thu) 東京混声合唱団高崎公演

10月13日(日)、東京混声合唱団高崎公演における企画として、「蜜蜂と鯨たちに捧げる譚詩」(白石かずこ作詞・三善晃作曲)を、東京混声合唱団と地元の合唱団が協演するというものに、地元合唱団(合唱団COSMOS)の団員として参加しました。

プロ合唱団と協演! ということは、もちろんそれだけで貴重な体験ですが、そこにいたるまでの指導その他、いちいち驚き、感動して‥の繰り返しとなりました。

当分の間は、http://www.t-cosmos.com/1013/index.cgi に情報を残してありますので、ご参照ください。


2003/08/30/(Sat) 最近の刑事司法政策に思う1

応報刑と教育刑。相反しないとしても、対極にある「思想」だと私は理解しています。「疑わしきは被告人の利益に」は、きわめて政治的、政策的なスローガンであり、20人に1人の冤罪を認めないとしても、20000人に1人の冤罪を認めないことは、果たして12000万人の日本国民全員が否定するか、といえば、それはNoだと思います。そしてそれは、社会の成熟度(混乱の少なさ)と連関しているのは間違いないでしょう。

刑法、刑事訴訟法が、手厚い人権擁護を「被告人(または被疑者)」に認めているのは、いつ、自分がその立場になるかわからないから、という説明を受け、教えていただきました。冤罪とはそういうもので、何の覚えもないのにいきなり国家から疑いをかけられた場合に、どのような保護が必要か、という観点にたって考えるべきであるという認識に繋がります。

そこからいくと、最近の刑事司法は疑問に感じざるをえません。

もちろん、従来のそのような考えに基づいた考え方、手続に限界があり、法律にこだわらず(法的安定性)、絶対的真実追求(秩序の維持)を優先する必要があるのかもしれませんが、それを一般化したらきわめて危険です。

刑事政策の限界で、被害者の人権、被害者遺族の人権を考慮する必要があることは私も同感です。ただ、応報感情を「満たす」政策ではなく、応報感情を「いやす」政策が、本当は求められているのではないかと常々感じます。
少年事件の結果、加害者のその後を知る、というのは、どちらに属するか微妙ではありますが、応報感情を加害者に向けることで満足させる政策(制度)よりも、応報感情をいやす政策の方が本来必要ではないかと感じます。

ま、以上は本当に雑談ですが、マスコミによって助長される最近の有名刑事事件の潮流から感じる素直な雑感です。


2003/08/24/(Sun)19:04 申し訳ないが素直に見ることはできない24時間TV

日本テレビの24時間TVに限らず、長時間放送枠を設けて募金を集うテレビ。これは毎年思うのだけど、素直に見ることができない。

前記高校野球と同じで、感動って、そんなに押しつけるもの? 普通に報道・報告をして、本当に感動するものは、勝手に聴衆・視聴者は感動します。それを、なんか、この番組やその特集をみて、感じるものがないと冷たい人間と非難するぞっ、と脅迫めいた番組という印象をぬぐえません。

ここでチャレンジする人たちも、やりたいならTVの力を借りないでやればいい。それでもきっとその感動は口コミで、時間はかかるけれど全世界に伝わるでしょう。‥なんて言うと、本当に自分は覚めた奴と思いますが。

たとえば、今回の花子さん(漢字はあっているのかな、芸名ですから)のランニングだって、医学的にみたら、はっきりいってバカです。それをやらせて(雰囲気で本人はやる気になって、決して強要したのではない、との説明があるでしょうが)、感動の押しつけを視聴者にぶつける‥。商業主義以外のなにも私には見えません。

110キロメートルという距離を走るということが、どれだけ体に負担をかけるかは、逆に少しでも走ることを趣味にした人にはわかるはずです。もちろん彼女は本日に向けて練習はしたでしょうけれど、現在の体型その他から、110キロを走れたとしてもそれは偶然のたまものであり、危険なかけであったことは容易に解ることでしょう。番組構成としては不可欠でしょうが、このイベントを象徴として、愚の骨頂としか私には思えません。

が、それをのりこえた映像は確かに感動を呼びます。

でも、いいたいのは、そこまでして感動を作り出し、押しつける必要ってあるのでしょうか‥。取材をマメに、もっと身近な場面に注意深く目をむければ、わざわさわ作らなくてもいくらでもあります。この時勢、この世の中、感動的な生活、苦境の打破をしている人はいくらでもいますよ! それを見つけるよりも、適当な芸能人(タレント)に、事実上押しつけ(見た目は美談)て番組を作る方が楽なんでしょうけれど‥。


2003/08/23/(Sat)22:44 HPさん、そりゃないよー

PDA ってかつては興味があったのですが、最近はPHSで代用できていたので購入していませんでした。が、HPのh1920、発売時からあの価格と大きさ(うーん、あと一息小さいのが理想なんですが)から注目していたのですが、通信手段がないので、購入をとどまっていました。
しかし、3度もhp社がキャンペーン販売。海外では1940なるものが発売も、hpのパターンから半年以上は国内販売はかかるとの噂‥。3度目のキャンペーンにすべりこむ形で購入しちゃいました。
購入一週間、たしかにこれで通信手段があったら、最強のPDAです。現在のところノートPCも常時持ち歩いているので、通信手段はなくともなんとかなりますが、もし、これ、通信手段があったら、私の環境では最強最小のファックス端末になったはずです!(しかも、受信料は実質0円のファックス!)。
また、メールはノートで受信し、同じメーラーを入れておくことでリンクしてメールを持ち歩く、ということはできますが、AirH"Phone と繋がらないために、結局2つ持ち歩くハメに‥。
やはり、通信手段はあった方が良いと思いつつ、19800円のMP3&WMPプレーヤーも手に入れたと考えて、購入10日目あたりに愛着が沸いてきました。

その当日! h1937の発表‥。

DDIポケットの端末のように、新しい機種が全く発売されない、噂しか出てこない上に発売されても不安定‥よりは良いのかもしれませんが、発売記念キャンペーンを3度もやって、その最終日から半月も立たないうちに新機種の導入って‥hpさん、そりゃないよー!

昔から、何か買うと、新企画のまったく新しい世界を感じるものが発売される、というのは、私の買い物です。MJ700発売直前に、熱転写プリンタは買うし、200万画素&デジカメでの処理やPC接続が容易になったデジカメの転換期直前に、135万画素のデジカメを買うし‥と(^^;。今回のh1920も、そんな気がします。
しかし我ながら救いは、その一世代前を結構使いこなしていつまでも(引きずるともいうが)愛用すること。

h1920も、ほぼ満足の小ささ、思ったよりは反応の良い手書き機能、MP3プレーヤーとボイスレコーダーとしての性能‥は、それはそれなりに十分に魅力です。この先いつまで使うことになるのでしょうか。
(でも、だれか‥せめて、AirH"Phone のUSB端子につなげるIrDAアダプタ、作って発売してくれませんか?(^^;。

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