先日、立体交叉で歩行者用通路が別にある車道で、黒っぽい服を来た酔っぱらいがふらふらと前によろけてきました。ほんと、ヒヤっとしたところ。高速道路ではないものの、場面的には人が歩いているとは通常考えられない場所だけに‥。あげく、「てめー、どこ見て走ってるんだ」と怒鳴られて‥。すぐ先の信号に止まって、後ろを振り返ると、次の車にも同様に怒鳴りつけていました。23時くらいでしたが、お盆のためか普段より町の明かりも車も少ないところだっただけに、翌日、轢かれたというニュースがないか、気になってしまいました。
これをきっかけに、運転中の「見えづらい」について雑談。
最近、増えました、。昼間前照灯点灯の車。たまたまカナダ等でこの安全性に関する統計があると聞いて、3年位前から昼間でもつけるように心がけていました。当初は、信号でわざわざ前の車の運転者が降りてきて「ついてますよ」と教えてくれたりして、帰って気を遣わせることもありましたが、最近はそれも少なくなってきたようです。 さて、交通安全に、自分の存在を気づかせることは、最も重要なことと一つだと思います。昼は私は勝手につけているだけですが、他車で夕方の点灯が遅い方は気になります。街中では自分は見えているからでしょうが、グレーの車が夕方無点灯で走っていると、こちらからは相当見えづらくなります。そもそもこれは道路交通法違反。法律は日没から日出まで点灯の義務を課していますから(§52)、かなり明るいと感じているときからつけることになるはずです。
見えづらいといえば、学生服というのは、なぜ黒なのか‥(女子のセーラー服も濃紺が多いようですが)。学生さんの安全を考えると(とくにライトつけないで自転車に乗っている学生が多いだけに)、もっと見えやすい色の服にするなり、反射板を縫い付ける(一部の学校ではたすきのようなものをかけさせていますが、これは「かっこわるい」と外すのもいますから)などはして欲しいと常々思います。
見えづらいといえばその2として、車の側にも一つ規制を強化して欲しいと感じるものがあります。それは、窓にはるフィルムの濃さ。確か現在は目安として中の様子が見える濃さまでは良いとされていたと思いますが(それも守られていない濃いものが最近目立つのは言語道断)、「これを2枚通した先も見える程度」に強化して欲しい。交互4斜線道路に右折や横断で進入するとき、第2車線にこのようなフィルムの車がいると、第一車線の車が全く見えなくなってしまう。フロントガラスとリアの2枚のフィルムを通して先を見る事になるからです。これはほとんど、高い壁に囲まれた交差点を出るのに等しい感じです。そもそも運転中は公共の場にいるのですから、より確実に顔が見えて安全であることと比較すると、プライバシー云々というのもどうかと思うのですがねー‥。
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